八丈富士家族登山（2004年8月23日）
シマへ来ても、海より山へ目がいってしまう。 　八丈富士に登った。山腹の環状道路まで車で上がり、そこから山頂まで標高差300ｍ。 　こどもを山嫌いにさせないため、「そこそこ」を肝に銘じているが、カルデラ壁まで着くと、どうしても中央火口丘に行きたくなる。道は下草に覆われているが、なんとかなるさ、でつっこんだ。案の定、灌木帯の踏跡のヤブ漕ぎになる。最初、5歳の娘はジャングル状態に泣いておびえていたが、すぐに適応。息子は、背負子に負ぶわれるままだったが、顔や足に当たる枝を嫌がって、キックを繰り返していた。何とか中央火口丘の外縁まで達した。 　休憩含めて全行程およそ三時間半、息子は半分、娘はほぼ全全部を歩いた。山腹にある牧場に寄って、牛を見てアイスクリームを食べれば、ご機嫌である。 　山には笠雲がかかり、山頂はガスで展望に恵まれなかったが、良い一日だった。
環状道路より、石段の登山道を行く。	3歳男児は、半分歩き、半分背負子。
カルデラから中央火口丘へは踏跡。若い山のせいか、植生が発達しておらず灌木帯が続く。ヤブ漕ぎデビューである。	再びカルデラ上の道に戻り山頂へ。ガスで展望がないのが残念。
カルデラ壁は急峻。	山腹の牧場で一服して下山。
■ 八丈富士・山頂付近の地形 （地形図と写真の照合）